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期 日 2009年3月11日(水)・12日(木) 1.赤外吸収分光法の応用 (10:00〜12:00) 前期の基礎編に引き続き、異物や積層品の分析、各種クロマトグラフィー分離成分の分析のような、やや難しい分析のための様々なテクニックについて紹介する。また、スペクトルの定性のコツを会得する一助として、複雑な混合物の定性例を紹介する。
<昼休み>(12:00〜13:00)
2.核磁気共鳴分光法 (13:00〜15:00) 後期では、固体高分解能NMRを取り上げ、CP/MAS測定を中心とした基礎知識と実際の応用について他核測定を含めて解説する。さらに広幅NMRや緩和時間、磁場勾配を用いた拡散測定等のやや進んだ手法についても取り上げ、分子構造や分子運動性を材料物性に相関付けた解析事例について紹介する。
3.ガスクロマトグラフィー/質量分析法による高分子分析の実用例 (15:10〜16:40) 熱分解GC/MSおよびMALDI-MSを中心に、共重合組成分析、平均分子量および分子量分布解析、末端基や立体規則性等の微細構造解析、架橋ネットワーク構造解析、さらには、分解・劣化挙動の解析や、添加剤分析など、高分子分析への最近の具体的な応用例を紹介しながら、実際の現場で役立つ活用法を解説する。
4.(出席講師による)相談コーナー (16:40〜16:50)
5.サイズ排除クロマトグラフィーによる高分子分析(応用編) (9.30〜11.00) SECは高分子の一次構造解析に不可欠な分析法であるが、測定条件によっては正しい結果が得られないことがある。正しい結果を得るために考慮すべき事項について説明する。
6.総合分析(1):高分子材料の有機組成分析 (11.10〜14.10) 高分子を含む有機材料を分析するためには様々な前処理が必要である。材料の組成を解明する有機組成分析を行う際には、ステップごとに目的に応じた最適な前処理技術を選択しながら体系的に分析を進めて行く必要がある。具体的な分析事例を通じて、様々な局面での効果的な前処理技術の活用について紹介する。
<講義途中に昼休み>(12:30〜13:30)
7.総合分析(2):電子材料・工業材料関連高分子の分析 (14.20〜16.20) 高分子材料は種々の変性剤、添加剤あるいは無機材料と組み合わせて、エレクトロニクスを始め広い分野に使用されている。他の成分と分離して高分子材料の構造情報を得るためには、各種分析方法の特徴を把握して適切な分析方法、分析条件を選択することが重要である。電子材料の樹脂種の同定、複合材料の樹脂反応度評価、無機フィラー界面の高分子の構造解析などについて、分析事例を紹介する。
8.(出席講師による)相談コーナー (16:20〜16:40)
受講対象者 高分子分析についての経験をお持ちの方を対象と致します。 講習程度 高分子分析に関する諸問題について解説致します。 受講料 高分子分析研究懇談会会員 : 20,000円 募集人員 80名(定員になりしだい締め切ります) 申し込み及び問い合わせ開始日程高分子分析研究懇談会会員: 開催要項のダイレクトメールが届き次第 申込方法 高分子分析研究懇談会会員の方はダイレクトメールに同封の申込書に必要事項をご記入のうえ、FAXまたは郵送にてお申し込みください。それ以外の方はホームページから申込書(12月中旬掲載予定)をダウンロードしてお申し込み下さい。折り返し、請求書および会場案内図をお送りします。テキストは入金確認後3月5日頃に発送の予定です。 申込締切 平成21年3月2日(月) 〒141-0031 東京都品川区西五反田 1-26-2 五反田サンハイツ304号 |
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