これまでの例会


日本分析化学会 高分子分析研究懇談会 会員各位 
                                          高分子分析研究懇談会
                                          運営委員長 石田 康行
第394回例会開催のご案内

時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。第394回例会を下記のように開催致します。今回は関西で開催し、関東からもアクセスの良い新大阪駅前です。尚、非会員の方も1回に限り例会への体験参加が可能です。多くの皆様の積極的なご参加をお待ちしております。

主催 (公社)日本分析化学会 高分子分析研究懇談会

日時   2018年9月26日(水)13時30分 ~ 17時00分

場所   新大阪丸ビル別館 5F 5-1号

(電話06-6321-1516JR新大阪駅東口から徒歩2

 

受付 (13:00 ~ 13:30) 
開会のあいさつ (13:30 ~ 13:35)      
(中部大学)石田 康行

講演1 (13:35 ~ 14:35)
ESR分光法を駆使した高分子由来短寿命ラジカルの構造と反応機構に関する研究
                   (京都工芸繊維大学)田嶋 邦彦


 様々なラジカル反応あるいは1電子酸化還元反応系では、短寿命ラジカルが反応中間種として推定されている。短寿命ラジカル種のESRスペクトルが直接検出できれば、その分子構造および電子状態に関する知見からラジカル反応機構の解明が可能である。しかし、通常のESR装置では半減期が数十秒以下のラジカル種の検出には技術的な困難が伴う。我々は高速流通型およびストップトフローESR装置を使用して半減期が10ミリ秒程度の短寿命ラジカル種のESR検出を試みている。今回は、ポリビニルアルコール(PVA)のグラフト反応中間体としてPVA主鎖のカルボニル共役型ラジカルの構造と生成、消失機構を紹介する。

ワークショップ1 (14:35 ~ 15:05)
「銀ナノ粒子を用いためっき膜の表面分析事例の紹介」
                         (DIC)堀田 康伸

 当社では、銀ナノ粒子をめっき触媒として、プリント配線板などの銅配線の下地素材として使用するプロセスの検討を進めている。通常のめっきプロセスでは、基材の表面を粗化して銅めっき膜を基材に投錨させて接合するが、銀ナノ粒子プロセスでは、高分子密着層を用いることで基材を粗化することなく平滑な界面で銅配線と基材を接合できる。本発表では、レーザー顕微鏡、SEM、SPM、TEM等の各種観察技術を組み合わせて実施した銅配線の形状や表面粗さの評価結果を紹介する。また、銀ナノ粒子層と銅めっき層の界面は、銀ナノ粒子が融着した後にできた空隙に銅めっきが貫入した構造で、銀と銅めっき膜が接合していることを確認できた結果についても報告する。


休憩 (15:05 ~ 15:20)


ワークショップ2 (15:20 ~ 15:50)
「電子顕微鏡を用いた高分子材料の評価技術」
               (カネカテクノリサーチ)藤本 亜由美

 微細化、複合化が進む高分子材料の解析において、電子顕微鏡を用いた観察や分析は必須です。通常、電子顕微鏡の試料室内は真空状態であるため、液体やゲルなどの真空雰囲気で状態が変化する物質を電子顕微鏡により直接観察することは困難です。このような物質の微細構造を観察するためには、前処理手法や観察手法を適切に使い分ける必要があります。現在、弊社では、凍結割断レプリカ法やクライオSEMによる形態観察、環境制御走査型電子顕微鏡(E-SEM)を用いて湿潤状態観察をすることができます。これらの手法を用いて、様々な試料を観察、評価した事例をご紹介します。

講演2 (15:50 ~ 16:50)
「反応性高分子の分子設計と易解体性接着材料への応用」
                   (大阪市立大学)佐藤 絵理子

 
易解体性接着材料は、使用時の十分な接着強度と任意のタイミングで解体可能な機能を併せ持ち、材料リサイクルや製造工程での仮接着用途で高い注目を集めている。易解体性接着材料の用途を考慮すると、接着強度の低下だけでなく、被着体に糊残りしない界面剥離の達成も重要な課題である。接着性と解体性は相反する性質であり、単一の材料がこれらを両立するのは容易ではない。本講演では、反応性高分子を用いる易解体性接着材料について、強度低下および界面剥離達成のための分子設計、高分子反応の制御による高性能化を中心に紹介する。

申込方法
参加希望者は,9/19(水)までに、研究懇談会ホームページ(http://www.pacd.jp/index.html)の「参加申込フォーム」に必要事項をご記入のうえ、お申し込み下さい。
→参加登録は終了しました。

 諸事情によりホームページからの登録が難しい場合は、電子メールでもお申し込みいただけます。ホームページからダウンロードした申込書(Word版)をE-mail(宛先:日本化薬 星(takahiro.hoshi@nipponkayaku.co.jp)にてご送信ください。その際,電子メールの件名を「高分子分析研究懇談会 第394回例会申込」として下さい。ホームページ,電子メールでの申し込みがいずれも困難な場合は、添付申込書によるFax登録(日本化薬 星:03-3598-5431)を受付けます。

申込先,問い合わせ先
〒115-8588 東京都北区志茂3丁目31番12号
日本化薬(株) 機能化学品研究所 分析グループ  星 貴洋
[Tel:03-3598-5084,Fax:03-3598-5431, E-mail:pacd-reikai-info@pacd.jp]

(事務局)
〒141-0031 東京都品川区西五反田 1-26-2 五反田サンハイツ304号
公益社団法人 日本分析化学会 高分子分析研究懇談会 田中
[Tel:03-3490-3351,Fax:03-3490-3572,E-mail:kondankai-hp@jsac.or.jp]